七五三のシーズンですね | ダイアナ ツインズ

2020/12/01

七五三のシーズンですね

 

七五三の時期を迎えると、子供たちの成長をお祝いし、これからの健康を祈念するために家族が集うという機会が増えていきます。

小さな子供を持つお母さん、お父さんにとっては、とても大事な儀礼として挙げられるのではないでしょうか。

 

七五三のお祝いやお祈りの風習は、かなり昔から日本では浸透してきており、現在も形式を少しずつ変えながら残っています。

神社にお参りをすることや、祈祷を受けることなどが以前から行われ、大人になっても健康であり続けることを願うものとして捉えられています。

神社では七五三参りを希望する家族を対象に、お参りや写真撮影などのできる環境を積極的に整えています。

 

どのように七五三をお祝いすれば良いのか、具体的にイメージの湧かない人でも安心して神社を訪れることができるのではないでしょうか。

また、七五三には欠かせない千歳飴を用意する場所も散見され、これからの長い人生の反映を願うことも実践されています。

 

千歳飴は、この七五三を象徴するもののひとつとして、古くから定着していますね。

江戸時代頃から存在するとされており、子供の健やかな成長を願うものとなっています。

当時は砂糖はとても貴重なものであったため、お祝い事の時に振る舞われるのが主流でした。

 

飴にあしらわれる文字も、「寿」や「祝」など、明るい意味を持つものが代表格となっています。

近頃の千歳飴は、色々な文字やデザインが施され、多様化も進みつつあるのではないかと思います。

長生きを願う意味を持つ亀や鶴、縁起物とされる松竹梅の絵柄の千歳飴も、かなりポピュラーなものとして知られており、七五三の記念にと買う人も多いです。

細長い形状が特徴的ですが、いつまでも健康で生き続けられるようにという願いが込められています。

そのままでは細長いままなので食べづらいのですが、砕いたり細かく切ったりすることで、口にしやすくもなります。

最近では、小さくした千歳飴も売られるようになってきているので、割りと食べやすい千年飴が広がりを見せています。

神社だけではなく、スーパーやデパートなどでも、千歳飴が七五三のシーズンになると売られており、手軽に購入できるのではないでしょうか。

 

古くからの慣習通りに神社への参拝を行うのが一番ポピュラーとされますが、その形態も幅広くなり始めています。

家族で集まってお祝いをすることや、同じく七五三を迎えたお子様のいる友人を集めて楽しむことなど、そのスタイルも多彩と言えますね。

このような特徴は、全国的に広がりを見せつつあり、七五三の形式が柔軟なものとなっています。

 

古来の風習に合わせた形式と共に、現代風の七五三のお祝いも定着していくのではないでしょうか。

家族や友人同士で集まってお祝いをするのも、非常に楽しい場となることから、比較的歓迎される傾向が強まっています。

誕生日のようにプレゼントをやり取りすることも所によっては行われ、子供の成長を多くの人が願うきっかけとなっています。

3歳、5歳、7歳の子供をお祝いするのが七五三ですが、それぞれ子供にとっては節目となる歳だとされています。

3歳の子供は言葉、5歳の子供は知恵、7歳の子供は歯が、それぞれ神から授けられるものとして捉えられてきたことから、今の七五三に繋がっています。

それが転じて、子供の時は1年もしない間にどんどん成長を遂げ、みるみる大人に近付いていくとも認識されています。

 

成長が早い子や、他の子供に比べてゆっくりな子など、成長のスピードも様々ではないでしょうか。

そういった差こそあれ、この七五三をきっかけに子供の成長を喜ぶことがとても大切、ということを改めて考えたいですね。

これから七五三を迎える子供たちも、きっと沢山の祝福を浴びることでしょう。