寒暖差アレルギーに気をつけましょう | ダイアナ ツインズ

2021/02/10

寒暖差アレルギーに気をつけましょう

 

朝晩の寒さと日中の暖かさから、気温差が大きくなりやすい時期です。

寒暖差によって、体の調子がしばしば変動することは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

 

最近は寒暖差アレルギーの存在もよく知られるようになり、ひとつの気象病としても注目されています。

気温差が大きくなって生じる体の不調は、人によってバラバラであり、千差万別です。

何となくだるいと感じたり、風邪に似た症状が出たりと、一見寒暖差アレルギーとは判別しにくい症状が多いようです。

気温差が小さくなると症状が治まり、そこで初めて寒暖差によるアレルギーのような反応であるとわかることが多いですね。

 

このような症状や体の不調が出やすくなるのは、温度差が7℃程からが多いとされます。

また、秋や春のように数度の違いなのに日差しの有無などで体感が大きく違ってくるときも、寒暖差アレルギーは起こりやすくなります。

個人差のある部分なので、一概に症状の出る可能性を図ることは難しいと言えるでしょう。

 

寒暖差による不調をなるべく起こさないようにするためには、服装の調整が効果的なようです。

できるだけ寒さを感じにくくするため、重ね着をして対処しつつ、暖かいところでは上着を脱いでの対処がベターです。

朝寒くて厚手のものを着たものの、日中の暖かさで汗ばむくらいになり、脱ぎ着ができなかった経験のある人もきっといると思います。

そのような状況も、かいた汗で体がすぐに冷えてしまうことが心配されるので、服装で避けることができれば良いですね。

 

外と室内の温度差も、寒暖差アレルギーでは気を付ける必要のあるところとして挙げられています。

この時期になると、色々なところで暖房が稼働するようになり、寒い外から入ってきた時には暑いと感じてしまうこともしばしばあります。

この温度差に関しても、体の不調を起こしやすくする要素のひとつとして知られているので、気を付けたいところですね。

 

重ね着での服装調節に加え、暖房の設定温度も過剰にあたたかくしないなど、対処方法が複数想定されます。

多くの人が集まる室内空間では、暖房の温度設定はこまめにチェック、快適で寒暖差の少ない環境を維持することが望ましいでしょう。

 

寒暖差によって、肌の調子が良くないと感じる人も散見されます。

体のどの部分に影響が出るか人によって異なりますが、肌の調子に影響の出てしまう人もいるようですね。

寒暖差の大きな日が続いた時に、肌荒れが目立ったり、化粧のりが良くないと感じたりする人が特に多いようです。

気温の差が肌に対してストレスを与えてしまうことにより、こういった症状として出てくることがよくあると言われています。

長期的に続くことはあまりなく、数日程度で症状が緩和されることが多いことから、極端に心配する必要はないと考えられています。

 

サロンを訪れる人の中にも、寒暖差がきっかけで肌の調子がちょっと気になると訴えるケースもあります。

普段のスキンケアを行いつつ、寒暖差を自分で調節して小さくすることで緩和できる可能性があります。

なので、暑さ寒さを自分でうまくコントロールすることが、こういった肌の状態の改善にも繋がるかと思います。

些細な気候や温度の変化で、体調も変動しやすくなるのが普通のことと考えれば、対処もしやすくなるのではないでしょうか。

 

疲れを休養で十分にとったり、ストレスを溜め込まないようにしたりすることも、寒暖差に適応できる体づくりには良い影響をきっと与えてくれます。

慢性的に疲れた状態であると、気温差がそれほど大きくなくても、不調が出やすくなると考えられています。

体調管理も含めて、寒暖差アレルギーになりにくくするために生活を工夫してみることがオススメのようです。